マズメのスパイクシューズ最大の特徴は、耐久性とグリップ力です。
既存の釣り用スパイクシューズ中でも、その性能が高く最も信頼できる磯靴です。
私は特に地磯での釣りを中心に活動していますので、長時間磯を歩くのにこの2つの性能は欠かすことができません。
そんな既に最強と呼び声の高かったマズメのスパイクシューズが、
この度10年目のフルモデルチェンジとなりましたので、旧型と比較してレビューします。
マズメ スパイクシューズ MZWD‐691基本スペック
サイズ | M | L | LL | 3L | 4L |
cm | 25-26 | 26-27 | 27-28 | 28-29 | 29-30 |
フルモデルチェンジされた新しいマズメスパイクシューズには、4Lサイズが追加されました。
新旧比較・外観
一見すると、シューレースやロゴ、ベロの配色が変わっただけのように見えますが、
細かなポイントでより強度が増した設計になっています。
右側の新しいマズメスパイクは、シューレースを通すパーツがつま先から8個は強化プラスチックパーツに変更となり、海水による腐食を防ぐ仕様になりました。
旧型のマズメスパイクは、何年も履くことができますが、長年海水を浴びているとシューズ本体よりも先に、この金属パーツが壊れてしまうことが悩みでした。
以前よりも側面とパーツを繋ぐ土台の生地の強度が増した印象になりました。
以前のモデルでは、長年履いているとこの部分が経年劣化で破けてしまいました。
縫製部分のホツレを排除するために縫製箇所が少ない仕様になっています。
磯でスパークシューズがほつれてしまうと転んでしまう危険があります。
反射板のロゴが以前よりも大きくなりました。
ソール
右側の新しいマズメスパイクと旧型のソールは、タングステンピンの配置は変わりません。
新しいマズメスパイクはタングステンピンの台座が大きくなり、ピンの中心にかかる力が分散されます。
今までソールの中にピンが沈み込んでしまうことがありましたが、以前よりも沈み込み解消が期待できます。
スパイクシューズとフェルトスパイクシューズの使い分け
マズメの公式では、釣り場の状況によりスパイクシューズとフェルトスパイクシューズの使い分けが提案されています。
総評
新しいマズメスパイクシューズは、旧型で十分に高かった耐久性とグリップ力にさらに磨きをかけた製品でした。
旧型は長年使用できる点がメリットでしたが、シューレース金属パーツの腐食・破損や、タングステンピンの沈み込みによるグリップ力低下は避けられませんでした。
新しいマズメスパイクは、その点購入時の高機能性を長い期間保てそうな製品です。
旧型より販売価格が上がりましたが、「耐久性とグリップ力」を長い期間保つことができるなら、
新しいマズメスパイクの方がコストパフォーマンスが高いかもしれません。
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