【インプレ】24セルテートと19セルテートの比較【4000-CXH・5000D-XH】

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サーフ

19セルテートが発売されてから約5年の歳月が経ち、ついに24セルテートがリリースされました。

19セルテートを中心にソルトウォーターフィッシングを楽しんできましたが、とても満足度の高いリールでした。

24セルテートは、磯のルアーフィッシングで頼りにしてきた19セルテートより剛性がさらに進化しています。

ソルトウォーターフィッシングで特に需要の高い、4000-CXHと5000D-XHを

基本スペックと実釣経験を基に比較します。

24セルテート・19セルテート基本スペックの比較

4000-CXH

4000-CXH24セルテート19セルテート
重さ235g235g
ギア比6.26.2
最大ドラグ力12kg12kg
標準巻糸量ナイロン12lb-150m12lb-150m
標準巻糸量PE1.5号-200m1.5号-200m
巻取り長さ99cm99cm
ベアリング10/110/1
ハンドルアーム60mm60mm
ハンドルノブHG-TラージラージT型 ハイグリップライト

数値上のスペックは同じで、ハンドルノブの呼称が異なります。

5000D-XH

5000D-XH24セルテート19セルテート
重さ290g295g
ギア比6.26.2
最大ドラグ力12kg12kg
標準巻糸量ナイロン25lb-150m25lb-150m
標準巻糸量PE2.5号-300m2.5号-300m
巻取り長さ105cm105cm
ベアリング10/110/1
ハンドルアーム65mm65mm
ハンドルノブEVAラウンドライトEVラージ

24セルテートの方が5g軽くなり、

その他はハンドルノブの呼称が異なります。

数値上の基本スペックは大して変わらない

4000-CXHと5000D-XHは数値上の基本スペックにはほとんど変化がありませんでした。

24セルテートにあって19セルテートにないものは何か?

それは、エアドライブデザインによる剛性・実釣性能アップです。

エアドライブデザインによる剛性・操作性アップ

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/より引用

ローター、ベール、スプール、シャフト、ドラグと言った基本スペック数値として表れない

デザイン、パーツ、素材の変更によりより剛性・操作性が増した設計になっています。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/より引用

メインの大口径ギアは、SW機に迫る強度の超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアを採用しています。

24セルテートのギアは、加えてドライブギアの硬度を高める特殊表面処理を施しています。

小型スピニングリールには必要十分な性能です。

24セルテート超解説【19モデルとの違いは? 魚種別おすすめ番手は?】
https://m.youtube.com/watch?v=a1VjUQTXu54&t=24s&pp=ygURMjTjgrvjg6vjg4bjg7zjg4g%3Dより引用

各パーツごとの詳細説明は動画にて解説されています。

実釣経験による比較

19セルテートを約5年間さまざまなソルトウォーターフィッシングで使用してきました。

エアドライブデザインを搭載した24セルテートが活躍するであろうケースを、それぞれの釣りに当てはめてみました。

実釣 ヒラスズキ

ヒラスズキの釣りでリールに求められることは、操作性ライントラブル防止です。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/front-unit/?id=spoolより引用

ヒラスズキの釣りは実は繊細で、

リールを巻く(ルアーを泳がせる)、止める(ルアーを流す)といったことで釣果に大きな差が出ます。

エアドライブローターは、そんなルアーを動かすことや止めるといった基本的な操作をより正確に行なってくれそうです。

ヒラスズキの釣りは風速10m以上の中で釣りをすることも多々あります。

糸ヨレが発生すると、スプール内に糸を巻き込みライントラブルの原因となります。

釣り最中のライントラブル発生は、地合いを逃したり、リール以外に大切なロッドの破損に繋がる可能性があります。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/front-unit/?id=spoolより引用

24セルテートのツイストバスターⅢは、ラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制しトラブルを軽減します。

ラインローラー部のマグシールドは、

塩噛みや固着の影響を受けず、長期間、安定的な回転性能を維持してくれそうです。

実釣 ロックフィッシュ

ロックフィッシュの釣りでリールに求められることは力強い巻き取り力です。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/front-unit/?id=spoolより引用

エアドライブシャフトは、ロックフィッシュの釣りで求められるドラグを締めた釣りにおいて、

パワーロスなく動き、スピニングリールの回転性能を最大限に上げてくれます。

ロックフィッシュは名前の通り、岩の隙間に突っ込むので、潜られてしまう前に力強く巻き上げる必要があります。

ラインの巻き取り量が多いほど、キャッチ率は大きく上がります。

実釣 サワラキャスティング

サワラキャスティングでリールに求められることは、飛距離ドラグ性能です。

サワラキャスティングの乗合船は、アンダーキャストの船が多いです。

アンダーキャストはオーバーキャストに比べて飛距離が出難いです。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/front-unit/?id=spoolより引用

エアドライブスプールに搭載されている機能のひとつ「ロングキャスト-ABS」は、非搭載モデル比で飛距離が約5%アップします。

アンダーキャストでの飛距離向上や、オーバーキャストでルアーを100m飛ばせていた方は、計算上105mまで飛ばせることになります。

https://www.daiwa.com/jp/special/products/24certate/front-unit/?id=spoolより引用

サワラキャスティングでヒットしたサワラがバレてしまう多くの理由が、ドラグに関するものです。

サワラの口は身切れしやすく、釣り人の力量だけではどうにもならないことがあります。

ATDタイプ-Lは、柔らかいサワラの口切れを減らしてくれる可能性があります。

総評

24セルテート4000-CXH、5000D-XHは、

すでに満足していたはずの19セルテートで

「もう少し繊細にルアーを動かしたい」

「もう少し力強く巻いてみたい」

「もう少し飛距離を伸ばしたい」

というような釣り人の要望を叶えてくれるリールです。

番手によりソルティガやセルテートSWと同等のパーツの使用もあり、

小さくても強いリールが正統進化したと言えそうです。

メルカリからも商品を探せます

24セルテートLT4000-CXHの実釣インプレはこちらから⬇︎

【実釣インプレ】24セルテート LT4000-CXH
海のルアーフィッシングで1番多様しているリールは、19セルテートLT4000-CXHです。 2019年に発売されてから約5年の間で、リールの本体強度、巻き上げ力といった特性で、さまざまな魚を連れてきてくれました。 19セルテートをベースに進化した、 新しい24セルテート LT4000-CXHが早速魚を連れてきてくれたのでレビューします。

24セルテートLT5000-DXHの実釣インプレはこちらから⬇︎

【実釣インプレ】24セルテートLT 5000D-XH
所有している19セルテートLT 5000D-XHは、 約4年間ショアジギング、磯ヒラスズキ、サワラキャスティングと言った釣りで、良い思い出をたくさん作ってくれました。 さらに剛性が進化した24セルテートLT 5000D-XHでは、魚種によって自分の思い通りの良い釣りができているのでレビューします。

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