東京湾タチウオジギングでは、水深と潮の速さの組み合わせにより、
ジグの比重を意識してタングステンと鉛ジグを使い分けてタチウオを狙います。
深場では狙ったポイントに素早くジグを届けるためにタングステンが使われることが多く、
浅場では喰わせる時間を確保するために鉛が使われることが多いです。
また、潮が速い時には潮の抵抗を受けにくいタングステン、潮が緩い時には鉛となることが多い印象です。
それぞれタングステンは潮の抵抗の受け難さ、鉛は価格の安さがメリットになっています。
そんな既存のジグの良いとこ取りをした鉛素材のサプライズ サーベルラッシュが
タングステンジグに匹敵する釣果を出したのでレビューします。
サーベルラッシュの基本スペック
重さ | 全長 |
130g | 約80mm |
カラーは、アカキン・ブルピン・ダークパープル・オールピンク・ゴールドピンクゴールド・ピンクゴールドピンク・ケイムラシルバーの7色。
水中アクション
ヘッドがV字で、側面は左右対称の抵抗少ないボディ形状となっています。
無駄な動きのない巻き上げアクションと、素早いフォールでタチウオを魅了する設計となっています。
特にフォールでバタバタと暴れすぎるジグでは反応が悪いことや、ジグに上手く噛み付けずミスバイトでラインカットされてしまう傾向があります。
使い方
ジグの特性がバタバタと動かないことがコンセプトの設計なので、
基本的な誘い方はただ巻き、抑え気味のワンピッチがおすすめです。
タングステンジグとのサイズ感比較
サーベルラッシュ130gに近い規格、TGベイト120g比較では約10mm短いです。
一方で全長が短い分、厚みでは全体的にTGベイトの方が薄くなっています。
実釣 タチウオ
この日は潮の流れが早く、深場では小型ショートジグにヒットが集中していました。
波動を抑えた巻き上げと、タングステンジグより少し喰わせの間を意識したフォールで、
警戒心の強いドラゴンサイズのタチウオを含め毎投ヒットのタイミングがありました。
総評
サプライズ サーベルラッシュは、
鉛素材であるにも関わらず、バタバタしない動き、素早いフォールでタングステン素材に近いタチウオの釣果を叩き出してくれました。
価格も鉛素材なので同規格(120-130g)のタングステンジグの約半額となっており、
リーズナブルなことはとても魅力的です。
一方で水深、潮の流れの組み合わせによってはタングステン、従来の鉛ジグの方がその時の状況に合っている場合もあります。
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