ナイトゲームやジギングで夜光(グロー)ルアーを発光させる時に、
今までヘッドライトの光を当ててルアーを発光させていました。
しかし、ヘッドライトの光ではルアーを十分に発光させることができませんでした。
数回のキャストでルアーが光らなくなり、ルアーに何度も何度も光を当てるという作業を
釣りの最中に繰り返すことが、とてもめんどくさいと思っていました。
そんな時に夜光ルアーを光らせるには、どうやら紫外線量の強いUVライトが良いらしいということを知り、
さらにオーナーから「最強UVライト」という製品が発売されているということを知りました。
ライトの耐久性や防水性に関してオーナー公式が動画で紹介していましたが、
気になるルアーが継続して光る時間(発光時間)に関しての情報は探してもありませんでした。
そこで、今回エギングで最も主流なルアーの一つであるヤマシタのエギ王K(夜光カラー)で発光時間の検証してみました。
オーナー「最強UVライト」の基本スペック
全長は約9cmとなっており、持ち運びに便利なコンパクトな設計となっています。
また、クリップ、カラビナ、キーチェーンが購入時点で付属されておりフローティングベストやバッグに取り付けることでライトの落下防止や、収納に活用できます。
パッケージの裏には外観以外の基本的なスペック(ズーム機能・電源スイッチ)の解説があります。
耐久性・防水性
耐久性に関して、オーナー公式動画ではテトラに例えて机にガンガンぶつけていますがライトの点灯に影響は出ていません。
実際に使用する際には磯場での使用も想定されますが、この耐久性が活躍してくれそうです。
防水性に関して、動画では生活防水レベルの防水性と記載がありますが、小バケツの水を浴びさせてもライトの点灯に影響が出ていません。
こちらも実際に使用する際には、海で波しぶきを被ってしまった場面や、雨天釣行でライトが濡れてしまうような状況でも対応できそうです。
最強UVライト対ヘッドライトによるエギ王Kの発光時間比較
今回、ヘッドライトは強力な発光力が特徴のゼクサスZX-S700(800ルーメン・200m先まで光が届く)を使います。
それでは検証していきます。
ルールについて、
・暗室でエギ王Kに光を当てる、光の照射時間は各ライト10秒ずつ
・3分、5分、10分、15分、20分でエギ王K(夜光カラー)の発光継続時間の確認
とします。
発光時間の検証
3分後
最強UVライトの発光ではエギの模様が浮かび上がり綺麗に発光しています。
一方でヘッドライトでの発光はすでに発光が弱くなり、ぼやけた印象です。
5分後
最強UVライトでの発光は、3分後とあまり変わらない発光です。
一方でヘッドライトでの発光は3分後よりさらに暗くなりましたが全体のシルエットはなんとか確認できます。
10分後
最強UVライトでの発光は、エギの模様がだいぶぼやけてきましたが、全体のシルエットはまだ確認できます。
一方でヘッドライトでの発光はさらに暗くなりもう少しでボディの発光は消えてしまいそうです。
15分後
最強UVライトの発光は、エギの模様がぼやけてきましたが全体のシルエットはなんとか確認できる光量です。
一方でヘッドライトの発光はボディの発光がほとんど確認できず、目の発光確認となりました。
20分後
最強UVライトでの発光は、ボディではほとんど確認できなくなりましたが、光っていることは確認できました。
一方でヘッドライトでの発光はカメラで発光が確認できなくなりました。
総評(ナイト、エギング 、ジギングで使えそう)
今回の検証結果
・オーナー最強UVライトの照射でエギ王K ぶちぶちコーラル RAINBOW490GLOWは15分程度であれば実釣に使える
・UVライトとLEDライトは使い分けが必要
オーナー最強UVライトの発光についてエギ王Kで検証をしてみて、照射から少なくても15分程度の時間であれば、
ナイトエギングをしていて不便ないだろうということがわかりました。
今後は、最強UVライトを長い期間使用した時の耐久性・防水性・発光について検証したいと思います。
オーナー最強UVライトの実売価格は、900円前後になりますので、
磯場や雨天時の釣行で、長い期間使うことができればコストパフォーマンスがとても高い製品かもしれません。
また、ゼクサスZX-S700(LEDライト)が釣りに使えないということではありません。
UVライトとLEDライトは光の波長が異なり、その特徴により使い方も変わってきます。
夜釣りをする時に、手元を照らすこと、釣り場までの道のりで足元を照らすことはLEDライトの方が向いていますので、
使う用途により、ライトの種類を使い分けた方が良いということになります。
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