釣った魚を食べるまでには、
血抜きをする
うろこを取る
ハサミで内臓を取り出す
包丁で3枚おろしにする
皮をひく
様々な下準備の工程を経て、やっとその身を食することができます。
工程の中で大変だと思っていたものひとつが、魚のうろこ取りでした。
今まで100均のうろこ取りを使っていましたが、
うろこを取り終えると、台所の床中にうろこが飛び散り、
魚の下処理に加えて掃除機をかける手間が加わってしまいました。
下処理をして掃除機までかけることは何としても避けたいと思い、
うろこが飛び散りにくいうろこ取りを探したところ、
がまかつ うろこ取りは前評判がよく、実際に使ってみましたのでレビューします。
がまかつ うろこ取りの基本スペック
サイズは2種類あります。
がまかつ うろこ取り | GM1314 | GM1315 |
素 材 | 〈本体〉ステンレス 〈グリップ〉木 | 〈本体〉ステンレス 〈グリップ〉木 |
サイズ | 〈全長〉200×50mm 〈グリップ〉120mm×φ25 〈ブレード〉φ50mm | 〈全長〉155×35mm 〈グリップ〉80mm×φ20 〈ブレード〉φ35mm |
ブレード部分を魚にあて、押し上げてうろこを剥がしていくものになります。
グリップ部分は角度がついていますので、
力が入りやすいこと
魚の背ビレなど鋭い部分から手を保護できること
以上が形上のメリットになります。
がまかつ うろこ取りの使い方
70センチを越す大型のヒラスズキで使用してみました。
このサイズの魚になると、うろこはコンタクトレンズ大ほどの大きさとなり、剥がすことがとても困難です。
がまかつうろこ取りのブレード部分を魚にあてて、矢印の方向に押し上げていきます。
うろこを剥がすというよりも、削いでいくイメージになります。
うろこが3、4枚に重なりまとまって剥がれていきます。
従来のうろこ取りでは難しいかった、カマの部分にもしっかりとあてることができ、細かな部分のうろこまで落とすことができます。
また、魚の腹側においては従来のうろこ取りで処理をすると、必ずあちこちに飛び散っていましたが、それがほとんどなくなりました。
使ってわかったメリット
がまかつ うろこ取りは、完全にうろこが飛び散らないという訳ではありませんでしたが、以前の5分の1ほどに激減しました。
うろこが飛び散りにくいことがこの製品のメリットですが、
実際に使ってみてそれ以上に良かった点が、
グリップ角度があり、手のケガリスクが軽減されたこと
うろこが束になって剥がせることです。
海の魚はヒレやエラ蓋が鋭いので、下処理中に手を切ってしまう痛い経験を何度かしたことがありましたが、その不安がなくなりました。
また、うろこがまとまって剥がせますので、その都度ゴミとして捨てることができます。
バラバラのうろこを流し台で剥がしていると、すぐに排水口のネットが詰まってしまう経験をいつもしていました。
魚の下処理中に排水口を触ることは衛生的でありませんので、
何度もネット交換の必要性がなくなったことも大きなメリットとなりました。
メルカリからも商品を探せます。
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