冬の磯ヒラスズキ狙いの釣りは、強い西風による高波やウネリから身を守る為に、波が被らない安全な足場から釣りをする必要があります。
海面から離れた場所で使用するミノーの条件として、
高い(安全な)足場から水を掴みルアーがしっかりと泳ぐこと
磯にぶつけても簡単に壊れないこと
タックルハウス K2F142 T2はヒラスズキが釣れるだけではなく、釣り人の安全確保もしてくれるルアーですのでレビューします。
K2F142 T2の基本スペック
重さ | 全長 | 推奨フック | リング | タイプ | レンジ |
26.5g | 142mm | STX-58#2 | #5 | フローティング | 30〜150cm |
太軸フックを装備することができ、青物、ヒラスズキと幅広いターゲットに対応します。
定番カラーは15色。
他に青物対応季節限定カラー、ゴーフィッシュカスタムなどの発売があります。
貫通ワイヤー構造となっており、磯での使用に信頼がおけます。T2はリップに刻印があります。
K2F142 水中アクション
K2F142 T1とT2の使い分け
K2F142にはリップの角度が異なるT1とT2の2種類があります。
K2F142 T1 | K2F142 T2 | |
飛距離 | T2より飛ぶ | T1より飛ばない |
リトリーブ抵抗 | T2より低い ※高速リトリーブでの泳ぎが安定 | T1より高い ※スローリトリーブでの泳ぎが安定 |
潜航深度 | 20〜120cm | 30〜150cm |
使用場所での使い分け | サーフや房総の磯のように足場の低い釣り場 | 伊豆の磯のように足場の高い釣り場 |
使い方(使用場所)
私は伊豆の足場の高い磯や、ウネリが高い時にヒラスズキを狙うことが多いです。
足場の高い磯では水掴みの良さ、高波を被らないように海面から離れたところからでも操作できるT2を重宝しています。
実釣 ヒラスズキ
ほど良い引き抵抗による操作性の高さから、K2F142 T2は青物ヒラスズキ釣りをはじめる最初のルアーとしてもおすすめできます。
フックセッティング(ヒラスズキ)
K2F142は、重量が26.5gとヒラスズキを狙うルアーとしては比較的重いです。
フッキングポイントを増やすこと、エラ洗いによるバラし軽減を目的として、小型ヘビーシンキングペンシル同様にフロントフックはがまかつのツインフックに変更しています。
総評
タックルハウス K2F142 T2は、2009年の発売から約15年間も廃盤になることなく販売され続けているルアーです。
魚が釣れるルアーということはもちろんのこと、磯での使用において強度が非常に高いことも釣り人から支持されている理由のひとつです。
このルアー強度としっかりと水を掴んで泳いでくれるという特徴は、
釣果以外に釣り人の安全を確保してくれるという副産物をもたらしてくれます。
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