ルアーフィッシングを始めた頃、メインPEラインとリーダーを直結するノット作りに1番苦労しました。
何回も失敗を繰り返して、やっと満足のいく綺麗なノットが完成しても、
ノットの種類によってはルアーのキャストと同時に「すっぽ抜け」てしまう最悪の経験をしてきました。
新品のルアーを最初のキャストで海に奉納してしまうことはとても悲しかったです。
そんな経験からノットについてさらに調べていくと、
リーダーの端をライターで炙って「焼きコブ」を作るとすっぽ抜けることがなくなるということを知りました。
ライターには様々な種類があり、釣り場での強風、波しぶき、雨などの過酷な環境に耐えることができるものを探しました。
普通のライターでは風による炎のゆらぎで意図しない箇所を炙ってしまう可能性がある
電子ライターでは充電箇所USB端子の耐久、耐水性に不安がある
そんな不安を払拭した防水耐風仕様で高強度なライターが世界中のアウトドアシーンで使われてきた
ウインドミル AWL-10でした。
ウインドミル AWL-10を過酷な環境の磯釣りで約3年間使いましたのでレビューしたいと思います。
ウインドミル AWL-10の基本スペック
AWL-10は「All Weather Lighter」の頭文字から取られています。
どのような天候でも100%性能を発揮できることを目指して開発されたライターです。
・サイズ 74 × 39 × 13 mm
・重さ 36 g
・生産国 日本
アルミニウム製ボディは軽量かつ耐久性抜群です。
約3年間磯釣りで使用しましたが、岩などに当たっても細かな傷にとどまっています。
底にはガス注入口が搭載されています。
防水・耐風性能
防水性能
ロック付きのキャップを開けると、黒いゴムパッキンが付いており生活防水機能としてライター内部のメカを保護します。
これまで何度も雨や波しぶきあびてきましたが、ライターが着火しなくなったことはありませんでした。
耐風性能
最大の特徴である耐風性能は、横方向からの風が秒速10mにも消えずに燃焼し続けることができます。
https://windmill.co.jp/contents/windmill-awl10/
秒速(風速)10mの風は、磯のヒラスズキを狙う場合の環境そのものであり、
磯ヒラスズキの釣りでノットを組み直し焼きコブを作る際にも活躍します。
焼きコブ(スリーブ止め)
ノット以外にも、ショアジギング・ショアプラッギングの釣りで使うスリーブ止めでもすっぽ抜け防止として焼きコブが活躍します。
総評
ウインドミル AWL-10は名前の通りどのような過酷な天候でも100%性能を発揮できるライターでした。
耐久性、防水性、防風性に優れており、フィッシングプライヤーやフィッシュグリップと同様に磯釣りでこれからも長く使っていけそうです。
3年使用して故障はありませんでしたが、2年間のメーカー無償修理保証となっている点もとても魅力的です。
釣りに使うライターに悩んでいる方にはおすすめのターボライターです。
燃料ガスライター全般に言えますが、ガスの残量が外からわかりませんので釣行前に着火して確認しておく必要があります。
コメント
はじめまして。購入を考えています。
ガスは何を使用されてますか?ウィンドミル専用のガスじゃなくても大丈夫ですか?
お世話になります。
私はWINDMILL(ウインドミル) ガスボンベ 65g 高純度 活性炭フィルター内蔵 777-0010を使用しております。
専用でないもので対応可能かどうかは不明です。
ご参考になれば幸いでございます。