シーバスルアーは種類が多く、泳ぎが優れていて、飛距離、カラーラインナップが充実しています。
一方でヒラスズキ専用ルアーというものはとても少なく、シーバスルアーを流用することが多いです。
磯のヒラスズキを狙う場合においては、
外洋の強い流れの中を小魚ように泳ぎ、強風に負けない飛距離を出すことが求められます。
餌のような動き
超高比重・小径タングステンバランサーが3つ同時に「トリプル重心移動」
X-80マグナムはこの条件を満たし、何匹ものヒラスズキが釣れましたのでレビューしたいと思います。
基本スペック
サイズ | 115mm |
カラー | 20色(定番色) |
タイプ | シンキングミノー |
レンジ | 1.5-2m |
フック | #6トレブル×3 |
X-80マグナムはリップ付きシンキングミノーです。
この新形状リップが最大の特徴になります。
リップは中心が丸くくぼんでいて、非常に水つかみがよく、外洋の流れが速いエリアや足場が高い場所からでもしっかりと泳がせることができます。
ただし、セットアッパー110S-DRのように高強度リップではありませんので、
磯やテトラなどで使う際にはぶつけてしまうと割れてしまうことがあり注意が必要です。
リップ付きミノーは、風の影響を受けやすく飛距離が伸びないと思っていましたが、
小径タングステンバランサーが3つ同時に移動することで、狙ったポイントにしっかりと飛んでいきます。
アクション
基本アクションは、ウォブンロールアクションとなっていて、ヌメヌメした小魚のような動きで魚に警戒心を与えません。
また、リアクションでしか反応しないような魚にも対応できる、ジャーキングアクションが得意なルアーになっています。
魚を誘うことのできる2種類の動きを、高いレベルで実現できるルアーは多くありません。
実釣ヒラスズキ
もともとシーバスルアーとして開発されていますので、
マルスズキでの使用や、東京湾で流行っているサワラキャスティングでも使える汎用性の高いルアーになります。
ヒラスズキチューン
X-80マグナムの購入時付属のフックセッティングは#6トレブル×3となっていますが、
そのままでは強度に不安があるので使用できません。
ヒラスズキ釣りでの使用の場合には、
カルティバSTX-45ZN#4
がまかつSPMH#4
FIMOフックMH#4のセッティングにすることが多いです。
基本的にルアーは初めにセッティングされているフックサイズ(X-80マグナムは#6)が、
一番良い動きをするように設計されています。
ヒラスズキ釣りにおいては、フックサイズを上げても動きが破綻することなく、多くのヒラスズキが釣れました。
総括
リップの破損だけ注意をすれば、初心者の方でもとても扱いやすいルアーです。
磯のヒラスズキ釣りは、荒れた海での釣りになることが多く、
安全確保できる波がかぶらない高い足場からルアーをキャストしても、
ただ巻きだけでヒラスズキが釣れる数少ないルアーです。
また、X-80マグナムは以下のようなコンセプトで作られたルアーになっています。
X-80MAGNUMは、80cmオーバーのジャイアントシーバスを鬼釣りするためのアルティメットアイテムです。
http://www.megabass.co.jp/site/products/x-80-magnum/
たしかにX-80マグナムで釣れるヒラスズキのサイズは、なぜだか平均して大きい傾向がありました。
それは大型魚が好むアクションだからかどうかは魚に聞いてみないとわかりません。
ただ一つ事実として釣果という結果が表しています。
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